警察が廃車する?

レッカー移動の車を警察が廃車することがあります


違法駐車のまま放置しておくと、警察によるレッカー移動の対象となります。
しかし、このような車の中には車を乗り捨ててしまったよう人も少なくありません。
余りに古い車の場合、廃車費用が掛かるので放置することがあるのです。

しかし、車にはナンバーや車体番号があります。
陸運局のデータから所有者はすぐにわかりそうなものですが、意外にわからないことが多いのです。
特に、法人名義の車の場合は法人自体が解散したり、幽霊会社となり活動していないケースもあり、県税事務所でも自動車税が滞納となっていることが多いのです。
このような状態だと、さすがに警察もお手上げです。
殺人事件のような大事件であれば、大々的に捜索もするのでしようが、この程度の問題では警察も本気で動こうとはしません。

このような場合、警察で廃車手続きをする必要があります。
このような車の多くはレッカー移動した時点で動くことすらできなくなっているほどの車が多く、引き取りに来る人がいるとは思えない状態のものが多いです。

このような車は、人通りの多い道に放置されていることはなく、大抵人通りの少ない山の中に乗り捨てられていることが多いのです。
道路わきに停められ長い年月放置してあるのでボディはボロボロです。
しかし、このような道であっても、公道であればレッカー移動の対象になりますから要請があったり、警察に苦情の電話があったりした場合には行動を起こす必要があります。
道路わきのがけ等に突っ込んでいればいいのですが、そんな手間もかけずに放置されてはたまりません。

警察もこのような車を保管しておくのは嫌なもので、放置の状態によっては車内に雨水がたまり異臭を放っていたり、蚊やハエなどの害虫がわいていたりします。
衛生上もよくないことは間違いありません。
このような状態の車であっても、しばらくの間はレッカー移動した車の中に保管しておく必要があります。

しかし、警察で所有者を調べ、督促しても見つからないような場合には警察側で廃車手続きを取ることになります。
もちろん、このような車に部品取りの価値はなく、ただ単に廃車費用が掛かるだけです。
とはいえ、このようなゴミのような車は早く廃車しないと不潔です。

所有者の特定ができないと判断された時点で、産廃業者に処分依頼をします。
もちろん、そのような車ですから処分費用はかなり割高になってしまいます。
全く人迷惑な話ですが、やむを得ない支出なのです。